2025年8月15日は日本が戦争に敗けてから80年の節目の日です。ニュースでは戦争を経験した人が国民の一割に満たない数になったと報じられていました。
戦争を知らない世代が大多数を占める社会となった日本が、世界に発信するメッセージが問われています。特にニ度の原爆を経験した被爆国としての大きな使命があるのではないかと思います。
すべての人間は当然のことながら自分のことが最優先です。しかしまた社会の中では隣人への配慮も求められます。
「自分が、自分が」という思いが強くなればなるほど、隣人に対する圧力もまた強くなるのではないでしょうか。その先には、国家と国家の圧力の戦いという戦争の陰が見え隠れします。
神の子イエス・キリストはこのような「自分が、自分が」という人間の醜い思いを取り去るために、天から私たちのところに来てくださいました。
そして私たちの「自分が、自分が」という罪の思いを引き受けて、私たちの罪のために死んでくださいました。
このイエス様に私たちの罪をあずけるとき、罪は私たちの心の中から流れ落ちるようにしてイエス様へと注がれます。
イエス様は、その罪を引き受け、十字架につけられて死ぬという最も低い所に降りて行かれました。
「イエス様、私の「『自分が、自分が』という罪を取り除いてください」とお祈りするとき、私たちの心にはイエス様という神様からの豊かな平和と安らぎが訪れるのです。